〈ウールのお話〉 フェルトハットに使用しているのはウール（羊毛）です。 ウールの特徴としてよく知られているのは保温性ですが、 実はそれだけではありません。 ●撥水性→表面についた水滴も浸透しにくく、タオル等でトントンすれば簡単に吸い上げられます。 ●防臭効果→すっぱいニオイが発生しません。 ●熱伝導率が低く、冬暖かいだけでなく、夏は涼しいです。→サ室の熱から頭部を守ります。 〈フェルトハットのお手入れ方法〉 上記の通り、撥水性と防臭効果のある素材のため汚れにくく、サウナにて使用後は表面についた水分をタオルで吸い上げるのみでOKです。 手洗いは可能ですが、立体パーツや柄の差し付けがあるものは型崩れや柄の乱れが出るためオススメしません。 これを踏まえても、手洗いされたい方は以下の通りです。 40℃以下のぬるま湯又は水に完全に浸し、 おしゃれ着洗剤などを使用して、手で優しく押し洗いをしてください。 制作時に42-43℃のお湯を使用しているため、同じ状況を与えると縮みます。手洗い時の水温は低めでお願い致します。 このあとの脱水がポイントです。画像をスライドしてご覧ください。 まずは海苔巻きのようにくるくると巻いてハットの水気を切ってください。あらかた水気がとれたら、今度は乾いたタオルに濡れたハットを乗せ、再度くるくると巻いて脱水してください。タオルに水分を放出して、ハットは軽く湿っている程度になったら吊るしで陰干しできます。 ちなみに制作者は、お酒の瓶をふたつ並べてそこに被せて室内干ししています。 洗濯機、乾燥機、温風ドライヤーの使用は、縮む原因になりますので使用NGです。 使用回数を重ねていくうちに、表面が毛羽立ってきた場合は、剪定のイメージで毛羽立ちをハサミでカットしてください。無理に引き抜くのはNGです。 長くご愛用いただけますように！